
定年退職の日が近づいてきたけれど、式にはどんな服装で出席すればよいのだろう——退職者ご本人も、送る側の同僚や部下も悩みがちなポイントです。
定年退職の行事には「辞令交付式」「社内セレモニー」「送別会」など複数の場面があり、それぞれにふさわしい装いが異なります。さらに、退職者本人と送る側でも服装の考え方が変わってきます。
この記事では、名入れギフト専門店「お祝いギフト工房」の店長・板羽貴代が、定年退職式の服装マナーを場面別・男女別にわかりやすく解説します。
- ✅ 辞令交付式・退職セレモニーにふさわしい服装(男性・女性)
- ✅ 送別会・退職パーティーの服装(会場別ガイド)
- ✅ 退職者本人が意識したい装いのポイント
- ✅ 記念撮影で映える服装と贈り物の渡し方
定年退職式と送別会——場面ごとに異なるドレスコード

定年退職に関わる行事は大きく3つに分けられます。場面ごとにふさわしい服装の格が異なるため、まずは違いを押さえておきましょう。
| 場面 | 内容 | 服装の格 |
|---|---|---|
| 辞令交付式 | 会社の公式行事。辞令を受け取る式典 | ビジネスフォーマル(最もきちんと) |
| 社内セレモニー | 部署やチームでの退職式・花束贈呈 | ビジネスカジュアル〜セミフォーマル |
| 送別会 | 飲食を伴うお別れの会・退職パーティー | 会場に合わせる(後述) |
同じ日に複数の行事が続くケースも少なくありません。その場合は最もフォーマルな場に合わせた服装で統一するのが安心です。
辞令交付式・退職セレモニーの服装(男性・女性別)
辞令交付式は会社の公式行事です。送別会とは異なり、「社内式典」としてのきちんと感が求められます。
男性の服装
- スーツ:ダークネイビーまたはチャコールグレーのビジネススーツが基本
- シャツ:白の無地シャツ。薄いブルーも可
- ネクタイ:落ち着いた色柄を。えんじ色やブルー系がおすすめ。退職者本人なら少し華やかな柄でも好印象
- 靴:黒の革靴。しっかり磨いておく
退職者ご本人は、会社員生活の集大成にふさわしい「一番のスーツ」で臨むのがよいでしょう。最後の出社日だからこそ、身だしなみに気を配ることで周囲への感謝の気持ちが伝わります。
女性の服装
- セットアップ・スーツ:ネイビーやグレーのパンツスーツ、またはスカートスーツ
- ワンピース+ジャケット:華やかさを加えたい退職者本人におすすめ。落ち着いたベージュやグレージュの組み合わせが上品
- インナー:明るい色のブラウスを選ぶと顔映りがよく、記念撮影でも映える
- 靴:ローヒール〜ミドルヒールのパンプス。歩きやすさも重要
60代の退職者本人の場合、腕周りや首元のカバーが気になる方も多いです。七分袖のジャケットや、首元にスカーフを添えるだけで上品にカバーできます。当店で退職祝いの名入れギフトをご注文されるお客様からも、「最終日はきちんとした格好で迎えたい」というお声をよくいただきます。
送別会・退職パーティーの服装(会場別ガイド)
送別会は会場によってふさわしい装いが大きく変わります。
| 会場 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| ホテル・高級レストラン | スーツ+ネクタイ必須 | セミフォーマルなワンピース or スーツ |
| レストラン・個室 | ジャケット+チノパンも可 | きれいめワンピース or ブラウス+スカート |
| 居酒屋・カジュアルな店 | オフィスカジュアルでOK | きれいめカジュアル。デニムは避ける |
| 自宅・家族での食事会 | くつろげる服装でOK | 普段着でOK。少しきれいめだと写真映え◎ |
退職者本人が主役の送別会では、送る側の参加者よりも少し格上の服装を意識するとバランスがよくなります。逆に、送る側は退職者より目立ちすぎない控えめな装いを心がけましょう。
退職祝いの食事会の準備や進行については別記事で詳しく解説しています。
退職者本人が意識したい3つのポイント
定年退職のセレモニーは人生の大きな節目。退職者ご本人は以下の3点を意識すると、印象に残る最終日になります。
1. 「いつもの自分」より少しだけ華やかに
毎日の通勤で着ていたスーツでも構いませんが、ネクタイやスカーフ、胸元のブローチなどで少しだけ華やかさをプラスすると「特別な日」の雰囲気が出ます。好きな色を取り入れるのもおすすめです。
2. 記念品を受け取るシーンを想定する
花束や記念品を渡される場面は退職式のハイライトです。両手で受け取りやすい装い(大きなバッグは預けておく、コートは脱いでおくなど)を心がけましょう。
3. 挨拶・スピーチで映える色選び
退職の挨拶で壇上に立つ場合、背景の色やライトとのコントラストも考慮に入れると好印象です。男性ならネクタイの色、女性ならインナーやスカーフの色がアクセントになります。
記念撮影で映える服装と贈り物の工夫
退職式では必ずと言ってよいほど記念撮影があります。写真に残るからこそ、少しの工夫で仕上がりが変わります。
- 暗い色のスーツ+明るい小物が写真映えの黄金比。花束や明るい色のギフトを持つと、ダークスーツとのコントラストで華やかに見える
- 花を持つ位置は胸の高さが基本。目線と花が近いほうが写真のバランスがよい
- 集合写真では前列中央が退職者本人の定位置。両隣に上司や近しい同僚が並ぶのが一般的
退職式で名入れの記念品やお花と一緒に撮影した写真を送ってくださるお客様も多く、明るい色のフラワーギフトとスーツのコントラストが特にきれいに映っています。記念品は見せる向きを意識して持つと、写真に文字やデザインがしっかり収まります。
贈り物にこだわりたい方は、退職記念品の相場とマナーや退職祝いのタンブラーに入れるメッセージ文例も合わせてご覧ください。
よくある質問
Q. 退職式にアクセサリーや時計をつけてもよい?
基本的には着替えなくて大丈夫です。辞令交付式にふさわしい服装であれば、ホテルやレストランの送別会でもそのまま通用します。居酒屋の場合のみ、ジャケットを脱いでカジュアルダウンすれば十分です。
Q. 退職式で泣いてしまった場合のマナーは?
普段から私服勤務の会社であれば、きれいめカジュアルで構いません。ただし辞令交付式がある場合はジャケットを羽織るなど、ワンランク上の装いを意識しましょう。「迷ったらジャケットを持っていく」が失敗しないコツです。
Q. 退職式でのスマホ撮影はマナー違反?
気になる場合は、贈る側がプリザーブドフラワーを選ぶと花粉の心配がありません。生花を受け取る場合は、花束の向き(茎を下に)に注意して持つと衣類への付着を防げます。当店のHAPPYマザーフラワーはプリザーブドフラワーなので、退職式でも安心してお渡しいただけます。
Q. 退職式にプレゼントを持参する場合の渡し方は?
退職者本人より目立たない、控えめな装いが基本です。派手な柄や明るすぎる色は避け、ビジネスカジュアルを軸にまとめましょう。記念品を渡す係の方は、手元が映りやすいので袖口やアクセサリーに少し気を配ると写真映えします。
まとめ
定年退職式の服装は、場面によってふさわしい格が異なります。
- 辞令交付式はビジネスフォーマル。男性はダークスーツ、女性はセットアップまたはワンピース+ジャケット
- 送別会は会場に合わせて調整。ホテルならセミフォーマル、居酒屋ならオフィスカジュアル
- 退職者本人は「いつもより少しだけ華やか」を意識。記念撮影映えも考慮
- 送る側は退職者より目立ちすぎない控えめな装いを
会社員生活の最後の日を、装いの面でも気持ちよく締めくくれるよう、この記事がお役に立てば幸いです。
定年退職の記念に|お祝いギフト工房の名入れギフト
定年退職式や送別会で贈る、名前入りの特別な記念品をご紹介します。のし対応も無料です。
定年退職される方の似顔絵とお名前のポエムは、長年の功績を称える記念品。退職式でのお披露目が大好評です。
第二の人生のお供に名入れカップを。退職後のゆったりした時間を、お名前入りの特別なカップで楽しんでいただけます。
定年の日付を刻んだ名入れ時計は、新たなスタートを見守る贈り物。ご自宅のリビングに飾って、毎日の時間を大切に感じていただけます。
退職式の贈呈用にもぴったりのフラワーギフト。枯れないプリザーブドフラワーなら、感謝の気持ちとともに長く飾っていただけます。
退職される方のお名前を織り込んだポエムは、花束と一緒に贈る方が多い当店の人気アイテムです。







