失敗しない還暦祝いにするために

せっかくのお祝いがトラブルで台無し!なんてことは絶対に避けたいですよね。そういう点では、欲しいものやして欲しいことをはっきりと聞いておく方がいいかもしれません。
家族や親族だからこそ、トラブルは起きやすいもの。しっかりと普段からコミュニケーションを取っておくことが一番大切なことかもしれませんね。

【プレゼントのトラブルを避けよう】

還暦祝いで一番避けたいのは用意したプレゼントに不満を持たれることです。お祝いでもらうものに、正直に不満を言うことは少ないでしょうが、家族という親しい間柄だと表情などに出してしまうこともあります。
贈る側としても喜んだ顔が見たいものですよね。

プレゼント選びに失敗しないためには、本人が喜ぶものをしっかりリサーチすることが重要です。例えば、旅行を計画している場合は、行きたい場所、家族でいくのか夫婦でいくのかなど本人の希望を聞きましょう。

食器や時計、インテリアなどの日用品や小物がなどは、記念品としてだけではなく、長く使ってもらえる実用性も兼ねているので失敗が少ないかもしれません。もちろん、本人の好みにあっているもの、使いそうなものを選ぶというのが大前提になります。

喜ぶだろう、役立つだろうと思っても、老眼鏡や補聴器などは老人扱いと感じられて不満に思われるかもしれませんので気を付けましょう。また、お茶は贈り物として定番ではありますが、香典返しなどの弔事によく用いられるため、お祝いの席では避けた方が無難です。
また、目上の人へは靴や靴下などの履物は、「踏みつける」ことを連想させ、かばんや文房具など「勤勉に働いてください」という意味合いになるため、避けることがマナーです。

【還暦祝いを催促されたら】

お祝いは催促されるものでもありませんが、やるのかやらないのか、いつやるのかをはっきりして欲しいと考える方もいらっしゃるかもしれません。お祝いごとはサプライズももちろん喜ばれるのですが、お祝いされる側が安心できるように、還暦祝いは計画をしてお祝いをしてあげるとお祝いされる側も安心するかもしれません。

もしも、ご両親から還暦祝いをお願いされた場合はよほどの理由がない限りお祝いをしてあげたほうが良いでしょう。この時、大事なのは旦那さん側のご両親であれば旦那さんが、奥さん側のご両親であれば奥さんが主導して企画してあげることです。義両親の場合は変に気を使ってしまうところもありますし、実の子の方がコミュニケーションもとりやすいのではないでしょうか。

また、催促された場合は、遠慮せず「還暦祝いに何を望んでいるか」をどんどん聞いてしまいましょう。欲しいものはあるか、旅行がしたいのか、催促された以上ミスマッチを起こさないようにしたいですね。

【兄弟で還暦祝いの足並みが揃わないとき】

皆でお祝いをしたいと希望していても、うまく足並みを揃える事ができない場合もあります。主にトラブルの原因となるのが還暦祝いの予算です。
両親への還暦祝いは3~5万円のものが多いですが、一方で温泉旅行などを計画した場合には10万円以上の出費になることも珍しくありません。

両親に喜んでもらうことも大事ですが、贈る側が無理をしてしまうのであれば本末転倒です。特に兄弟夫婦ごとに負担できる金額というのは一致していないことも多いので、プレゼントを贈る際は予算のことで揉めないようにしっかりと合意をとって行うことが重要といえるでしょう。

合意をとるといっても、予算の折り合いがつかない場合もあるでしょう。どうしても妥協点が見つからない場合は、諦めて個別にプレゼントするのも一つの手です。
贈る側も楽しんでこその還暦祝いです。還暦祝いに対する考え方が一致してないのに、無理に一緒にやっても素敵な還暦祝いを作るのは難しいでしょう。

【喪中に還暦祝いを行ってもいいの?】

喪中とは、親族が亡くなった場合に一定期間身を慎むことです。喪中の間はお祝い事をしたり、参加することを控えます。喪中の期間は人それぞれですが、両親が亡くなった場合は1年間は喪中とすることが多いようです。

喪中のお祝いごとは可能であれば延期をしたほうが良いのですが、60歳を祝う還暦祝いの場合は、その年にお祝いしたいですよね。
現在では、喪中であっても忌明けの四十九日以後にはお祝いごとを行うごとが多いようです。元々喪中の期間は厳密には決まっていないので、四十九日を過ぎているのであれば、還暦祝いを行うかどうかを確認した上でお祝いをしてあげると良いでしょう。
もちろん、悲しみが癒えず、とてもお祝いなどしていられない場合などは控えるべきです。

【還暦の年にお祝いができなかったとき】

ご両親の年齢をすっかり忘れてしまい、気づいた時には既に還暦を過ぎていたということは意外に多いです。あるいは、還暦の年に何らかの事情でお祝いができない場合などもあります。

事情があり還暦祝いを行えなかった場合、翌年でも翌々年でも還暦をお祝いをしてあげるべきでしょう。
その時に60歳であることにこだわるよりも、お祝いの気持ちを表した方が、たとえ翌年であっても嬉しいのではないでしょうか。

還暦を過ぎたのに「還暦祝い」を行う事にためらいがあるなら、普通の誕生日祝いを豪華にするのはいかがでしょうか。
還暦の年にお祝いできなかったことをお詫びして、還暦祝いの分も誕生日をお祝いすれば喜んでもらえると思います。